製品詳細/Product

ノロウィルス対策

ゲロブロックおよびアクアソリッドを利用した 最適なノロウイルス対策

ノロウイルス感染事故がなぜ起きるのか?

感染拡大の3大要因

不十分な消毒処理
嘔吐物やふん便の処理時に適切な消毒がなされなかったことによる感染の拡大
処理時の接触による感染
処理時に使用した器具や未処理で残ったふん便・嘔吐物、作業者の靴底、ドアノブなどとの接触による感染の拡大
空気を介した感染
処理後残留した嘔吐物が乾燥し、塵埃となって飛散した粒子を吸引することによる感染の拡大
ノロウィルス感染拡大のメカニズム

なぜ嘔吐物対策がノロウイルス対策において重要なのか?

嘔吐物の感染力
模擬嘔吐物を1mの高さから落下させた場合、半径約2mの範囲に飛沫が拡散
模擬嘔吐物を80cmの高さから落下させた場合、三時間後に160cmの高さまで飛沫が拡散
模擬嘔吐物を80cmの高さから落下させた場合、ウイルス粒子が1時間後の空間からも検出された
乾燥した嘔吐物が付着したカーペット上を歩行した場合、
ウイルスが舞い上がり、靴底、手、足にウイルス粒子が付着した
ウィルス汚染危険領域

ノロウイルス対策に有効な薬剤は何か?

ノロウイルスに有効な薬剤と処理濃度

有効成分 成分消費が少ない環境下における
有効濃度と接触時間
嘔吐物による成分の消費量 嘔吐物処理時に
推奨される成分濃度
二酸化塩素 1ppm 1/3~1/10 0.02%(200ppm)
次亜塩素酸ナトリウム 1ppm(pH依存性あり) 1/3~1/10 0.02%(200ppm)
エタノール 厚労省・保健所など公的機関では不活化効果が保証できないため、推奨されていない。

二酸化塩素と次亜塩素酸ナトリウム溶液の比較

有効成分 長所 共通する短所 特有の短所
二酸化塩素
  • pHによらず効果が高い
  • 接触部分以外にも気化した二酸化塩素により効果が広がる
  • 製品によっては手軽に使用できる
  • 発ガン性のトリハロメタン類をほとんど作らない
  • 漂白性がある
  • 特異な臭気を有する
  • 金属腐食性がある
  • 次亜塩素酸ナトリウムに比べ高価
次亜塩素酸ナトリウム
  • 安価
  • pHによって効果が増減する
  • 有機物と反応して発ガン性のトリハロメタン類を作る
  • ガスではないので空間の浮遊 ウイルスには効果的でない

推奨される嘔吐物処理手順

ウイルス汚染危険領域

従来の処理手順の問題点

嘔吐物処理手順の問題点
拭き取り時のウイルス接触危険性
拭き取り作業に使用したウエスなどからのウイルス感染危険性
簡易な嘔吐物処理手順の問題点
噴霧による濃度低下と嘔吐物による有効成分の消耗
噴霧によるウイルス飛散の危険性
拭き取り作業時のウイルス接触危険性

ゲロブロックとゲロブロック2の比較

ゲロブロック2は従来のゲロブロックをさらに改良しました。
処方を見直すことで、より短時間で嘔吐物を凝固し、未使用時の保存期間が2年になりました。
さらに使用時に発生する二酸化塩素濃度も、従来比約2倍の200ppm以上になり、独自の技術によって同程度の次亜塩素酸ナトリウム@200ppm溶液と比較した時、3倍以上の除菌力を達成しています。

ゲロブロック2の利便性

ゲロブロックによる嘔吐物の吸着固化と不活化効果

ゲロブロックによる嘔吐物の吸着固化と不活化効果

最良の嘔吐物処理手順

ゲロブロックの有用性を利用したリスクの低い処理方法

ゲロブロック2スピードパックを使った嘔吐物の処理作業は以下のようにわずか数ステップで完了です。

ゲロブロック2によるノロウイルス不活化効果

漂白危険性の検討

ゲロブロック・二酸化塩素溶液(約200ppm)の漂白性の違い

二酸化塩素溶液20gを皮革にかけ、3分後に拭きとった後の写真

ゲロブロック・二酸化塩素溶液(約200ppm)の漂白性の違い