いまだに安定化二酸化塩素を二酸化塩素と同じだとして販売している場合がありますが、安定化二酸化塩素と二酸化塩素はまったく異なる物質です。
二酸化塩素はそもそも1%未満しか水に溶存させることができません。一方、安定化二酸化塩素と記載された製品の中には20%あるいはそれ以上といった表記の製品があります。
20%の濃度の二酸化塩素溶液というのは物理的化学的にありえない濃度なので、明らかに異なる物質であることがわかります。
本来、二酸化塩素は1ppmといった極低濃度(1%の1万分の1)で殺菌効果や消臭効果が得られる物質ですが、安定化二酸化塩素の状態では、このような低濃度では殺菌効果は得られません。