二酸化塩素とは/Cio2

二酸化塩素の消臭効果

 

二酸化塩素による消臭効果

クリーンケアが依頼した食品分析センターの消臭効果試験の結果を以下に示します。
クリーンケアでは悪臭防止法に定めるのある23のすべての物質について、ガス検知管法によって測定ができたすべての物質について実施しました。
特に一般家庭や工場などで問題となる臭いについて背景色を赤色にしています。
最下段の試験時二酸化塩素濃度とは、ボックス内に設置した二酸化塩素徐放剤が、悪臭物質がない状態で経過時間後の二酸化塩素ガス濃度を示しています。


悪臭物質 濃度(ppm) 6時間後
脱臭率
臭いの
タイプ
使用直後 10分後 30分後 1時間後 3時間後 6時間後
アンモニア 100 92 85 80 68 53 47% トイレ臭
トリメチルアミン 70 63 56 56 42 14 80% 魚の腐った臭い
メチルメルカプタン 8 0 0 0 0 0 100% 腐敗臭
硫化水素 20 12 9 6 0 0 100% 卵の腐った臭い
アセトアルデヒド 20 20 20 17 16 14 30% 接着剤臭
キシレン 100 92 80 80 56 36 64% 接着剤臭
スチレン 100 96 88 80 68 60 40% 接着剤臭
トルエン 50 33 30 27 16 10 80% オイル臭
二硫化メチル 20 2 0 0 0 0 100% 腐敗臭
硫化メチル 20 0 0 0 0 0 100% 腐敗臭
エチルベンゼン 70 44 36 29 16 8 88.57% 接着剤臭
ノネナール 17 17 17 7 4 0 100% 加齢臭
試験時
二酸化塩素濃度
0     5 15 26    

消臭効果の評価

上記試験結果をもとに問題になる悪臭物質の消臭効果をまとめると以下のグラフのようになります。
二酸化塩素と悪臭物質が干渉し、測定できなかった脂肪酸系の臭いを除く5つの物質で消臭効果が確認され、さらに、特に影響の大きいアンモニア・硫化水素およびメチルメルカプタンについては非常に高い消臭効果が確認されました。